大学入試センター試験

試験を受ける学生さんへ捧げる記事
大学入試センター試験が迫ってきましたね、直前ですがちょっとだけ、、、
想定した非日常を試しに経験(試験)してみてください。

この日は非日常のオンパレード

ぼくが受けたセンター試験(昔々)、その日は寒くて天気があまりよくなかった記憶があります。試験会場へは同級生たちと一緒にホテルからの送迎バスを使って大学へ向かいました。

既に始まっています、試験の日に起こる出来事は日常と全く違うことだらけです。
勉強じゃないところでアドバイスができるとするならこの「非日常をいかに想定し、どう対応できるか」ってことかなって思います。

そしてそこで本来の学力がちゃんと発揮できるかが目標達成の鍵となります。

大学入試センター試験

この日は非日常のオンパレード、非日常を想定してみましょう。
想像してみてください、、、

ホテルに宿泊するなら、そこからが既に非日常。
ホテルの朝食を食べ、いつもと違う部屋で試験準備をします。出発直前になって忘れ物をしたことに気づいた同じ部屋のAちゃんが一人でパニックになってます、なんだか落ち着きない様子。なんて声をかけていいかもわかりません。

バスで送迎されるのもいつもではないこと、車内は少し煙草のにおいが残っていて車に揺られていると少し車酔いしそうな気分です。

試験会場はある意味「聖地」、緊張感が増してきます。団体行動ならまだいいですが、一人で行動する時は時間の余裕が無くなります。電車が遅れそう、急な事故で交通渋滞、試験会場に到着したけど、試験の部屋がわからない、周りは見たこともない数の学生だらけ、凄い勢いでダッシュしている学生がいる、この日に限ってお腹痛い、トイレの場所さえわからない、落ち着かない、とにかく落ち着かない、まわりの声が気になる、、別の学校の友人と久しぶりに再会、めちゃくちゃ話かけてくるけどそんな余裕ないのに、、

試験に入る前から非日常な出来事や環境が次から次へとやってくるんです。

試験中もいつもと違います。
会場がやたら広い、寒い、隣りの学生がぶつぶつ何か言いながら問題解いてる、シャーペンの芯がよく折れる音が気になる、試験官がしばらく横で立っている、足音が気になる、、、

試験とは関係のない外的な想定外要因がたくさんです。

そして知らない学生達と肩を並べて受験する、何故だか自分以外のすべての人が自分より頭が良くみえます。そんなよくある話を学校でしていて想定できているにも関わらず、実際会場で黙々と参考書を読んでいる他校の学生の姿を見ると、やはり頭が良くみえてきます。するとだんだんと気持ちが萎縮してしまい試験の雰囲気に飲み込まれてしまいます。

試験はそんな様々な出来事に太刀打ちできるかとの勝負でもあります。
要は様々な要因を想定できるか出来ないかの差が心の余裕にとっては大きな差となるのです。

やってくる非日常、想定し、対応し、それをも楽しみながら、、、
さぁ試験頑張って。

それではまた次回お会いしましょ。