師走のラストスパート。
クリスマスを過ぎちゃうとみな最後の力を振り絞って一気に駆け抜けていきます。「どこにそんな力残っているの?」って言いたくなるくらい猛スピードで、、、
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ、今日がまだまだクリスマスでございますよ」と夜空を駆ける白鬚さんなら、きっとそう言うでしょうね。
昨晩(「飼い馴らされた」って言われたって、それでもいいよって言ってくれそうな夜)は素敵な夜だったでしょうか。
ぼくはイヴのKIMAMA BOOKSへ
前回お店に来たのは秋だったか「KIMAMA BOOKSに行ってきた」ぶりですね。
「空いてるかな?」キママな部屋をのぞいてみると、珈琲を片手に談笑する女性、お気に入りが見つかった男性、その時間が静かに流れていました。
トレードマークのフクロウが静かにこちらを見ています。
「古本」の文字って裏から読んでも古本だったことに気づいて「おほっ」ぼくは少しほんわかします。
以前はサンタクロースのようなお髭のクドウさんも、素敵に紳士です。
そして一杯、オリジナルブレンドを飲みます。
あたりを見渡せば、おすすめな本達が並びます。
白髭さんはフル回転、動きすぎて暑くなっちゃいました?
どんどん薄着になっちゃって、、
次のページは驚きの、、それは見てのお楽しみなんです。
クドウさんが選ぶ本達。
珈琲の本や、デザインの本、文字の本があれば、絵本もある、外国の本だって、生活の本だってあって、古本だけじゃない、ひとつひとつが集まってたくさんになって空間を飾ります。
「一年ってあっという間ですね」、、珈琲を飲みながら思いにふける、過ぎてゆくことの儚さを少し感じつつ、、
「どうでした?」って振り返る
「なんだかんだ無事に終わりましたね」って思う
「こんな事あったな」って思う
「こんな事もあったな」って思う
「色々あったな」って思う
「色々あってあっという間じゃなかったな」って思う
あっという間じゃなかった一年。
KIMAMA BOOKSも一年が経ちました、おめでとうございます!
毎年この時期が一年を振り返るとともに、お店の歴史を振り返る季節になるんでしょうね。
帰りにご挨拶「よいお年を~」
この言葉を口にしたのは、この日が今年初めてでした。