その記事の内容に感銘を受けて、、、

高千穂お米むすびの物語」でお世話になった、日向時間舎の藤木さんのfacebookを拝見していたら、藤木さんが高千穂の農家さんと行っている、お米に関する取組の記事がありましたので、今回はこちらをご紹介します。

まず、この文章が突き刺さりました。

今年の米の買い取り価格は安く、玄米30キロで平均6,000円きってしまうほど。これじゃあ、農家は報われないし、後継者も育たないし、田んぼは残っていかない。単純に、生産コストに対して、販売コストが全く見合ってない。

藤木さん facebookタイムラインより

農家さんの現実は想像以上です、文章ひとつひとつが、ぼくの心に飛び込んできます。

今日は千人の蔵にお米の農家さんが来てくれたので、米談義。上記にあげたとおり、現在の既存の農業団体の米の買い取り価格玄米30キロ6,000円では、「子どもに後を継がせて米をやれとは言えない」とは、農家さん談。
「玄米30キロ9,000円という価格だったら、何とかなりますか?」とのテツローの問いに、「それだったらなんとかなる!」との農家さんの返事。

※高千穂では米30キロを一俵というけど、一般的には米60キロを一俵というみたいです。

藤木さん facebookタイムラインより

この30キロ9,000円というラインが、農家さんにとっては大きいんですね。

高千穂(上川登集落)、お米100俵の季節です!

日向時間舎 高千穂、米100俵の季節

少しずつご紹介します。

今年も始まっております!高千穂尾谷の米 100俵!
毎年、高千穂町上川登集落(尾谷)のお米を預かって、ほぼ顔の見える、友人、知人へ販売することで、郷土の棚田を営む農家さんを支え、支えられる活動をここ数年続けてきました。もちろん、今年もやります米100俵。この米100俵は、日向時間舎と郷土との約束です。

今年、高千穂郷は、世界農業遺産国内候補に選ばれましたが、その景観、文化をつくってきた村人たちは、なにもそんな評価を目指してやってきたわけではなく、ただただ田畑と向き合って来ただけです。

ずっとずっと昔の村人も、生きるために田畑を耕してきました。そうして、ずっとずっと繋がって来た田畑がよく守られているからこそ、高千穂の神秘性は保たれ、潜在的に人々を魅了するのだと思います。

皆が感じる潜在的な高千穂の神秘性を、お米を通して伝えることで、高千穂の棚田がこれからも繋がっていけばと思います。

藤木さん facebookタイムラインより

藤木さんはこの「高千穂町上川登集落(尾谷)の米 100俵!」を郷土との約束として、ここ毎年農家さんと取り組まれています。

農家さんの希望販売価格の意味を知る

日向時間舎 高千穂、米100俵の季節

まんまるおむすび、美味しそう~

農家さんからの買い取り価格は、玄米30キロ9,000円~8,500円。これを、精米1キロ500円。玄米1キロ400円で販売しております。

販売価格は農家さんの希望販売価格であります。自分たちの米だけ、売れればいいということではなくて、販売価格を保つことは、自分たち以外の高千穂のお米、他地域のお米が値崩れをおこさないためにも大切なことです。

ちなみに高千穂地域の農業団体の米の買い取り価格が、昨年は玄米30キロ7,000円前後だと思います。だけれども、この買い取り価格は、採算に見合っているとは言えません。

日向時間舎は、小さな会社ですので、今のところ100俵が限界です。

高千穂のお米全てが、玄米30キロ9,000円以上になれば、私たちは農家さんの努力と忍耐とひたむきさに多少は答えられるのかもしれません。

藤木さん facebookタイムラインより

販売価格を保つことは、やはり大切なんですね。

ぼくらが支払うお金は、ただ単にお米(作物)の価格ではないという事に、改めて気づかされました。

ぼくらは、その作物が育まれる郷土環境を守りたいと思っています。そして、そこで働く農家さん達を支え、おいしい作物をまた食べたいと願っています。そしてその為に、お金を払っているんだなと、、、

国産の作物や商品を、知らず、知らずに、選び好む理由は、潜在的にそういう意思があるんだなと、再発見、再確認することができました。

日向時間舎 高千穂、米100俵の季節

とうきび飯は、とうもろこしの実を乾燥させて砕いたもので、“とうきび小実”をお米と一緒に炊いたものです。高千穂のソウルフードなんですって、お米が光ってます。

もちろん、高千穂の棚田だけということではなく、それぞれの郷土の農家さんのことも考えられるとよいのかなと思います。

そんなこんなで、毎年プレッシャーではあるのですが、今年も米100俵を始めさせていただきます!どうぞ、ご遠慮なく高千穂尾谷の美味しいお米、ご賞味下さいませ!

むすびカフェ千人の蔵でも、頂けますし、お米の販売もしておりますので、ぜひぜひよろしくお願いいたします!

藤木さん facebookタイムラインより

むすびカフェ 千人の蔵」でも販売してるようですよ~
まだ行ったことないんだよな~行きたい!

むすびカフェ 千人の蔵 facebookページ

皇室献上米を手がけた農家さんグループが栽培したニコマル米

日向時間舎 高千穂、米100俵の季節

ここからが詳しい販売についてのご連絡になります。
皇室献上米を手がけたグループ農家さんが手がけられているんですって、、そうなんですね!価格や送料など詳しく書かれてますが、お買い求めたい方は下の問い合わせを確認の上、メール、またはメッセージからご連絡をしてみてください。

日向時間舎 facebookページ

高千穂町尾谷集落のお米のご案内

日本棚田百選“栃又棚田”で、皇室献上米を手がけた農家さんグループが栽培したニコマル米。

玄米 1kg 400円
精米 1kg 500円

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送料(30kgまで)
宮崎県内   500円
九州      600円
四国、関西  800円
沖縄、東海、北陸900円
関東、信越 1000円
東北     1100円
北海道     1200円

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生産者 高千穂町尾谷集落の農家さん
販売者 日向時間舎 藤木哲朗

ご注文は、
info@hyuugajikan.com
FBのメッセージでも、ご連絡ください。

藤木さん facebookタイムラインより

日向時間舎 facebookページ

それではまた次回お会いしましょ。