「辛い事」「嫌な事」「やりたくない事」などが目の前に立ちはだかり、瞬間的最高な高い壁となる時に、ぼくは「今まで一番辛かった事」と比べるようにしてます。

比べることで目の前の壁は、最初に出会った時よりも少し低くなります。それはついさっき壁が現れたぐらいの短い時間の中でも起こります(低くなります)。

それは「あの(一番辛かった)時の事と比べたら大した事ないな」と思えるからです。

辛い事は忘れず覚えておく、しかも鮮明に

最初に言ったような考え方でいくと「今まで一番辛かった事」の記憶は忘れるのではなく覚えておいた方が得です。しかも鮮明に覚えておいた方がグッドですよ!

できるだけ嫌な事は忘れたいと思うのが人間の心理ですが、人は良い事よりも悪い事の方が忘れにくい性質を持ってます。だから忘れたくてもなかなか忘れられない。でもそれでいいんです。

「忘れられない」にせずに「忘れちゃいけない」にしてしっかりと覚えておきましょう。そして繰り返しになりますが、その時の記憶を鮮明にしておく方がいいです。

わかりやすく言えば、頭の片隅にしまっておく微かな記憶ではなく、すぐに取り出せる鮮明な記憶にして置いておきましょうってことです。

辛い記憶を鮮明にすればするほど、次の辛さに打ち勝てるようになる

鮮明さが次の景色を変えてくれる

鮮明に記憶ができたらその景色(その時の状況)を振り返っておきます。その時の壁の高さを感じておくんです。

もし「今まで一番辛かった事」以上の出来事が起きたなら、「その壁よりも少しだけ高い壁」と考えれば乗り越えられます。

立ちはだかる壁を最初から登ろうとするから高く感じるんです。以前登ったところから考えれば、その上の壁だってそこから少し頑張れば登れると思えるようになります。

だから記憶は鮮明にしておいた方がいいんです。高い壁の景色を常に覚えておけばいいんです。

高い壁を登ったところから少し頑張って登れば次の壁は登れます。そう!打ち勝てます。ぼくはこれからもその姿勢でいこうと考えてます。

今回この記事を読んだ方それぞれの何かのヒントになれば、、、まだ心当たりある状況に出会った時は是非この考え方でやってみてください!

それではまた次回お会いしましょ。