2014_009_01

秋の交通安全運動が9月21日~9月30日まで実施されてましたね。
宮崎も県のホームページで呼びかけてます(平成26年秋の全国交通安全運動について)。
この期間はやはり道行けばパトカーをよくみかけます。いつにもまして交通の安全を心がけようとするよい運動です。

ただよい運動である一方、いつも思うことがあるんですよね。

いつものように考えていたところで「BLOGOS」にも「やっぱりおかしい交通取締のあり方」という記事が出てました。
近い事を感じている人がいるということは全国的にもかなりの人が感じているんだと思います。

交通安全の取り締まり方のひとつとしてよく思うことは、
「今日はよくパトカーを見かけるね」と運転しながら感じる、これだけでも交通安全運動になっていると思うんです。

ただそうではない、死角となるような細い路地に潜んで違反者を取り締まる行為が存在する。
これは何かが違うように感じます。

道路交通法の違反(携帯電話、一時停止、その他)多発区域が明らかなのであれば、その場所にビシッ!と立ってれば(仁王立ちぐらいの勢いでもいい)それこそあるべき交通安全運動なのではないのかなと、パトカーを見かけることで生まれる「運転に気を付けようとする気持ち」は違反に対する抑止となっているのに、違反を犯したところを捕まえて「もうしません」って思わせることで抑止とする、これって順番が違います。

もし違反した先に事故が重なったらどうなんでしょう?違反を確認して取り締まろうとした矢先に事故が起きる、、、これはかなり残念な結果です。

それなら見えるところで交通の安全を見守れば、違反はおろか事故も起こることなく、町の安全が保たれるんじゃないのかなと。

そういえば先日、ぼくも死角となる駐車場に待機しているパトカーに停められました。
停められる前にパトカーの存在に気づいていたので、後ろからスピーカーで呼びかけられている時は「誰だ?違反したのは、、、」と他人事。
よくよく耳を澄ましてみるとスピーカーの声はぼくの車に向けられてます。

言われるとおりに停止して助手席の窓をあけて話をきくと「子供を抱えて運転してませんか?」と、、

「はい、してません」

「すいません勘違いでした」

「なんだこれ?」

もうその言葉しか出ませんでした。

交通安全運動はよい事です。
ただ、ある側面からみると間違ったことが起きているように思います。