行ってきました。
「児玉美音子作品展-rebornで芸術の秋を楽しもう」で書いた、美音子さんの作品展です。いつもながらこのブログで更新するのが遅くなっておりますが、、
「Art Space 色空」さんにて開催、こちらの大きなタペストリーはおなじみですね。
会場は2階、入って窓側にある階段をあがっていきます、この日は作品展中の特別企画『reborn show』の日でした。楽しみだ~、あ~楽しみだ~
おりょ?階段をあがっていくと、暗い。。暗いよ~
会場は立見席の方も含め大勢の方が来場されています、そしてしばらくの沈黙のあと『reborn show』が始まります。
ショーの様子を含めたお話は、美音子さんのホームページ内の記事「個展期間特別企画『reborn』ショーの様子」でご紹介してあります。(お知り合いの方が作成された動画(reborn 東郷晶子「星の海」)もYoutubeで確認できますよ)
前半は映像の世界、後半に境田さんがデザインされた衣装を身にまとった東郷晶子さんのカラダの中から生れる歌声が会場全体を包み、ステージ一帯が「reborn」で表現された世界になりました。
映像にはありませんが、その後も東郷さんが弾き語りで数曲披露してくださり、ひと時のライブ空間となりました。
終了後の様子です。
そして、照明がもとにもどると来場者が動き出します。
会場は『reborn show』の熱気冷めやらぬまま終わりのない賑わいをみせ、ぼくも今回の作品を楽しみました。こちらが今回のDMの原画(刺繍)。
そして、この馬の立体も実際の質感がすごい、これダンボールでできてるんですよ。
そして境田さんがデザインされた衣装。
はじめ東郷さんが登場から歌い出しの時は気づきませんでしたが、映像でもあるように裾の部分が持ち上がって大きな木になります、すごく素敵です。
このコラボショーは美音子さんと境田さんが二人で一年前ぐらいから構想を重ねこの日に至ったとのこと、このドレスは花束のラッピングに使われた不織布を使いつくられたようです。
reborn再生をテーマに、私は花束のラッピングに使われた不織布でドレスを作りました。
美音子さんの世界を 私なりの解釈、私の出来る技術で表現するということ、いつもの服を作っているやり方とは全く違う方法でやるということ。自分でも先が読めずドキドキワクワクしながら製作してきました。ドレスは自然界の命を司る「樹の精霊」のイメージで、新たに生まれ、目覚めていく様を形にしたものでした。
自分の為の新しいスタートだったり、自分の大切なものを見直したり、ただ存在するということの大切さを感じたり・・、ショーを観て下さった皆様の、何かしら心に残るものになったなら幸せです。
gallery コトリ:児玉美音子 作品展『REBORN』SHOW より
来場者の方々もライブ後は作品を鑑賞してます。
冬らしい作品があったり、美音子さんの世界観が会場全体に広がっています。
やはりみなさん中央のドレスに群がります。
そりゃそうですね、これは間近で見てみたいですもんね、こうやって遠くからみてみると衣装って感じにみえないですね、ひとつの作品になってます。
1Fにも作品展示などありましたよ。
美音子さんの作品を通していつも驚かされることは、そのアイデアや気づきを挑戦してみる姿勢にあります。自分ではなかなかできない事でも、まずはやってみて感じる、その経験をまた別の経験につないでいる気がしています。
今回の経験も次につなぐ一歩なんだろうなと思います。