「できる人」「できない人」の差ってどこにあるかと考えた時に、ぼくは「気づける人」か「気づけない人」かの差だと思ってます。
どんな場面でも出てくることだと思んですけど、ちょっとした気遣いができる人は「できる人」だと感じちゃうんですよね。そんな人からの些細な言葉があるだけでそれを受けた相手は何かを感じます。それを「できる人」と直接的に感じないかもしれませんが、ぼくはそれを「できる人だな〜」と実感するようにしています。
ただ相手側も気遣いを求めてはいけません。
無意識のうちに受けた気遣いこそが「できる人」を実感する瞬間です。
ただ闇雲に自分の事だけを手際よくやる人は、一見「できる人」のようにみえますが、それは違います。自分の事は誰だってできるんです。自分の事以外に目を向けてそれに「気づける人」が「できる人」なんです。
また仕事で言い方換えると、自分の仕事以外の仕事を率先して取り組む人も「仕事ができる人」です。要は自分の仕事だけで手一杯になっているようではいくら手際がよくマルチにタスクをクリアしても「仕事ができる人」とは言えません。自分の仕事を自分がするのは当たり前ですからね。
もちろん仕事においては専門性があると思いますが、周りがよくみえて状況が理解できてここで自分の仕事以外の協力ができる人が「できる人」です。「気づいてたんだけどね」っていう人は「できない人」です。それはただ気づいていたことを後付けアピールする人で、結果何もやってませんし、「気づいてたけど、、」と言うことでさえあざとさを感じます。
気づける人になろう
「気づく」「気づかない」ってことで言えば、その部分は本当に人によります。
「え?これ気づかなかった?私なら気づくけど、、」ってこともあります。その場合は相手を責めちゃいけません。なぜなら、気づかなかった当人は本当に気づいてない、気づけてないんです。
大体そんな時に「気づく人」は言います「普通気づくでしょ?」この「普通」って言葉が間違いです。「気づく人」にとっての「普通」は、「気付かない人」にとっては「普通ではない」んです。
ものさしが違うんです。
だから「気づく人」が、あ〜だ、こうだいう前に、率先して気づいたことを行動に起こせばいいんです。誰かが見てるからやるとかではなく、気づいた時にできる時間があるなら率先してやればいいそれだけであって、「気づく人」が「できる人」なのはその長けた能力があるからです。生きてきて培った才能です。仕事をどんなに覚えても「気づけない人」には備わらない能力を最初から持っているんです。最初から魔法が使える勇者みたいなもんです。
気づける人になりましょう。
そして、今気づけない人も気づけるように視野を広げましょう。そうすればものの見方が変わります。
最後に
ただ「気づく人」として相手への配慮が素晴らしくても、自身を疎かにしてはいけません。まずは自分のことをしっかりやってから、周りへの気づきが大切です。
ちなみに以前こんな記事を書いてました。
・気づく人は傷つく人、「新入社員に送るストーリー」
新入社員に送ったメッセージですが、新入社員ならずとも似たような経験をした人はいるはず、以前の記事を読みながら、以前から似たような事を考えている自分が個人的に少し面白かったです。
それではまた次回お会いしましょ。