補助金」って言葉をたまに聞きますけど、実際どんなお金で、どんな人がもらえたり、どんな使い方が出来るの?って疑問が常日頃からあったんで調べてみました。

そしたら、まもなく平成26年度補正(平成27年実施)の第2次受付が締切だったので、今回はそちらのご紹介です。

小規模事業者持続化補助金

日本商工会議所 | 平成26年度補正(平成27年実施) 小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金

簡単にこの「小規模事業者持続化補助金」のことをまとめてあったものが以下です。

  • 経営計画に基づいて実施する販路開拓等の取り組みに対し、原則50万円を上限に補助金(補助率2/3)が出ます
  • 計画の作成や販路開拓の実施の際、商工会議所の指導・助言を受けられます
  • 小規模事業者が対象です
  • 申請にあたっては、最寄りの商工会議所へ事業支援計画書の作成・交付を依頼する必要があります。依頼はお早めにお願いいたします

出典:平成26年度 小規模事業者持続化補助金 より

上限50万円(補助率2/3)ということなので、75万円かかる事業をやろうと思った時に50万円が補助金として出ますよってことですね(但し、雇用や共同事業、またその併用などを伴う場合の補助上限額はこれに限らないです)。

利用者の多くは事業開拓、販路拡大、もちろん新規事業などで使う事が主だと思います。

補助対象者

その補助金を受けれる対象者が、小規模事業者になり、業種と従業員数によって細かく対象区分が分かれているようです。

  • 卸売業・小売業 | (常時使用する従業員の数 5人以下)
  • サービス業(宿泊業・娯楽業以外) | (常時使用する従業員の数 5人以下)
  • サービス業のうち宿泊業・娯楽業 | (常時使用する従業員の数 20人以下)
  • 製造業その他 | (常時使用する従業員の数 20人以下)

法人および個人事業主どちらも対象者なので、個人の方(ぼくも)やる気さえあれば補助金が受けれます。

対象となる事業

補助金の使い道はやはり、事業開拓、販路拡大などで、ホームページを作って全国へ向けて発信するってことも少なくない話でよく耳にします。

  1. 広告宣伝(広告費)
  2. 集客力を高めるための店舗改装(外注費)
  3. 展示会・商談会への出展(展示会等出展費)
  4. 商品パッケージや包装紙・ラッピングの変更(開発費)

必要書類等

そして多くの方の鬼門となるのが必要書類、ここが面倒だからって理由で断念する方も多かったりしますよね。応募者全員に共通する提出書類として以下があります。

  1. 小規模事業者持続化補助金事業にかかる申請書(様式1または1-2)【必須】
  2. 経営計画書(様式2)【必須】
  3. 補助事業計画書(様式3)【必須】
  4. 事業支援計画書(様式4)【必須】
  5. 補助金交付申請書(様式5)【必須】
  6. 電子媒体(CD-R・USBメモリ等)【必須】
    ※媒体に以下の電子データを全て入れること
    ・申請書(様式1)
    ・経営計画書(様式2)
    ・補助事業計画書
    (様式3)
    ・交付申請書(様式5)

ね、これだけみても提出書類が多い、、、だから面倒って人が多いのは納得できますね。

まぁ、そう簡単に補助金をいただけるわけではありません。そして応募したからといって皆に補助金が与えられるわけでもありません。応募の中から補助金の採択者が選ばれて、初めて補助金を交付されます。

それでも、銀行の借入金とは違い返済する必要がないようなので、資金の面でもメリットは十分ありですよ。

その他にも「法人の場合、個人事業主の場合、従業員の処遇改善に取り組む事業者の場合、買い物弱者対策事業として補助上限額の引き上げを希望する事業者の場合、の公募で採択を受け、補助事業を実施した事業者の場合」などの応募者や目的によって提出書類は異なりますので詳しくは下記リンク内の「募集要項」等をご確認ください。

日本商工会議所 | 平成26年度補正(平成27年実施) 小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金

事例の紹介

既に、第1次受付分は終了してますが、その第1次受付分の全国の採択者一覧も発表されてます。

第1次受付分 採択者一覧

前年度の「小規模事業者持続化補助金」で採択された全国の事業一覧もあったので、参考までに下記URLをリンク(外部リンク)しておきます。

http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/shokibo/2014/140701shokibo.pdf

それではまた次回お会いしましょ。