5月5日(火)はこどもの日、こどもちゃん達の主役の日ですよ。

こいのぼり

こどもの日と言えば、端午の節句、そして「こいのぼり」ですね。ただ、佐土原の空を見上げると、その空にそよぐ「こいのぼり」は一味違った、あるのぼりでした。

勘違いから、ここにしかないのぼりを発見したよ

先日、ちょっと行きたいところがあって、調べもせず、この場所にあると思い込んで行った先は「宮崎市佐土原総合文化センター」、横には「佐土原図書館」が併設されてます。

ところが、本当に何をどう思い込んだのか、完全なるぼくの勘違い&思い込み、、今このスマホの時代に事前に調べもせず、、、目的のものは無いといった散々な結果。

佐土原のクジラのぼり

少し残念な気持ちの中、気持ちを切り替え、、、高台にある駐車場から遠くを眺めると、そこにはとっても見晴らしのいい景色が広がっていました。佐土原駅が目の前で、その先には水平線も見えます!

佐土原のクジラのぼり

景色を眺めて、「こいのぼりだね~」と、、見上げた「こいのぼり」をパシャリ!

佐土原のクジラのぼり

ん?なんか模様が違う、、

佐土原のクジラのぼり

パシャリ!

ん?鯉じゃない、、これは、、クジラ?
う~角度が悪くて分かりにくい、、、

佐土原のクジラのぼり

次こそ、パシャリ!

やっぱりこれはクジラだ!
こいのぼりのような、空に浮かぶ物体をよく見てみると、「こいのぼり」ならぬ「クジラのぼり」が何匹も大空を泳いでいました。

宮崎市佐土原は「くじら羊羹」という和菓子がとっても有名です。くじら羊羹を調べてみると、

江戸時代、薩摩藩支藩の佐土原藩4代藩主島津忠高が26歳で早世。その子・万吉丸は2歳にも満たない年齢であったため、世継ぎを巡って争いが生じた(松木事件)。その混乱の中、万吉丸の母・松寿院が「息子と藩が、大海を泳ぐ鯨のように力強くたくましく育って欲しい」と願いを込めて鯨に似せた羊羹を作らせた。

Wikipedia – 鯨羊羹 (宮崎市) より

といった歴史が、、、くじら羊羹は江戸時代からのものなんですね、鯨のように力強くたくましく育って欲しいという願いは、「こいのぼり」にも似た思いを感じます。なんか少しリンクしますよね。

さらに調べたところ、この「くじらのぼり」は「くじらのぼりのピノキオエンタープライズ」という会社が制作されているようです。

くじらのぼりのピノキオエンタープライズ / こいのぼり?いえ、くじらのぼりです!

佐土原のクジラのぼり

江戸時代から始まる「くじら羊羹」、そして佐土原の空に泳ぐ「くじらのぼり」、宮崎にしかない空の風景を眺めることができて、目的地を勘違いした散々な結果が少し解消されたような気持ちになりました。

目的地の事は、また日を改めて行く事にしよう!
それではまた次回お会いしましょ。